建築卒業研究お役立ちサイトまとめ

こんにちは今日は建築学科における卒業研究を行う上でに立つサイトをご紹介したいと思います。

 

歴史編

地理院地図

maps.gsi.go.jp

卒業研究を行う上で重要なのが、敷地選びです。その際に役立つのが地理院地図です。

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左側の情報のタブをクリックすれば、さまざな情報をレイヤーとして重ねられます。例えば、航空写真では戦前~現在までを閲覧することができます。

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この写真は東京駅の戦前の写真となっています。航空写真を使えば土地の履歴がある程度わかり、ストーリー性を持たせた提案を行うことができます。

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この画像は現在の東京ドームのある場所です当時は後楽園球場として巨人の黄金期を作った所です。レイヤーで年次を積み重ねれば、

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スタンドが増設され、人工芝になり、

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東京ドームができるまでの変遷を追うことができます。

 江戸切絵図

map.goo.ne.jp

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江戸の街の範囲で当時の古地図を見ることができ、さらなる深堀ができます。

 錦絵で楽しむ江戸の名所

www.ndl.go.jp

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さらに、このような形で、その土地の浮世絵が出てくるのです。上記の写真は佃島です。

統計編

jSTAT MAP

また研究を行う上では住民の特性も抑えなくてはいけません。そこで活躍するのがjSTAT MAPです。これは、誰でも使えるWebサイトの地理情報システムです。都道府県、市区町村、小地域、地域メッシュ統計の結果を地図に表示することができます。

jstatmap.e-stat.go.jp

実際に気になる土地の国勢調査や経済センサスの情報を収集するのに便利です。画面は以下のようになっており、さまざまな情報を地図上で重ね合わせることができます。

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例えば、統計でほかの地域と比べて人口が多いか少ないか地図上で可視化することができます。

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機能はそれだけにとどまりません。リッチレポートを作製するというボタンをクリックすると、

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こんな感じでエクセルで地域の人口特性を細かく見ることができます。私はこの数字を見て、地域の課題というのを考え、それを解決する建築という観点で制作を進めています。

 

また、土地の選定もみんながイメージしやすい場所は卒業制作を評価する側の先生方も前提知識があるので、指導しやすい雰囲気にあります。

いかがだったでしょうか?今日は歴史、統計の観点から、情報収集の方法を見てきました!また、面白そうなことがあればブログにアップします。