一級建築士試験が受けやすくなったよ!
こんにちは
2020年に建築士試験の受験要件が変更になります。
なので、現在大学4年生の方は来年、もしくは再来年の建築士試験でいきなり1級から受けることができます。
アンケート依頼
学内ポータルサイトを閲覧していたところ、建築技術教育普及センターからの依頼でアンケートの依頼をされました。選択肢を確認すると、2020年にあなたは2級建築士、1級建築士のいずれか、それとも双方を受けますか?との質問がありました。
建築技術教育普及センターは建築士試験を実施する公益財団法人ですので、アンケートの結果次第で受験内容の変化や合格率、試験会場の設定などおそらく変えてくるものと思われます。
学校に問い合わせたところ、まだアンケートを何に使うのか?そもそもアンケートを公表するのかわからないとのことでしたので、注視して事態を見守っていきたいと思います。
大学卒業後の受験要件の新旧
旧:2年の実務の後受験資格を得られる。
新:卒業後、受験可能。ただし2年の実務を経ないと免許が交付されない。
基本的に設計事務所は忙しく、なかなか時間をとって受験をすることができません。なので、今回の1級建築士試験でも約3万人が受け、約3,800人(12%の合格率)という難関試験です。
さらに追い打ちをかけるように、現役の建築士の内4割が60代と70代で構成されており、この年代がごっそり抜けると現在の物流業界のような事態になりかねません。
そもそも学校に通う意味
なぜ社会人から建築士を目指すのに学校に行く必要があるのでしょうか?
それは学校に行かずに受験しようすると最短でも11年の設計に対する実務が必要なためです。そのため、自分の目指す建築士の資格のために、通信教育が設定されている学校は
・通信型大学
・通信・夜間専門学校
以上の2種類があります。
それぞれを比較する場合に自分が建築士の資格を早くとりたいのか、時間をかけて取りたいのか、自分の中で整理してみましょう!
通信大学の場合
特に建築系大学に勤めてなく、設計業務を行っている会社に就業をしている方は通常であれば最短で11年もの歳月が通信制大学に通うことによって、1級建築士の受験資格を取るのにかかりますが、最短で2年(3年編入)で1級建築士の受験資格を得ることができます。(2年の実務で1級建築士なので4年で取れます。)
すでに何かしらの学士を持っている場合
1級建築士を目指せる通信制大学については、既に学士を持っている方は
・愛知産業大学(文理問わず)
・大阪芸術大学(理系学士のみ)
・京都造形芸術大学(文理問わず)
など3つの建築が学べる通信大学があります。
特に愛知産業大学と京都造形芸術大学については
比較をした記事を公開していますので、参考に頂ければ幸いです。
逆に2級建築士の受験資格や長期スパンでの受験を目指している方は、
下記の大学に加え、
・日本女子大学(女子限定)
各種建築系専門学校も含まれます。
ぜひ、チャレンジしてくださいね!