愛知産業大学のスクーリングってどんな内容?①
本日は建築を学ぶ上で、1番基本となる建築造形Aの授業の最終日でした。
はじめに
この授業では、自由な造形から今後の学習におけるヒントを得るのが目的の授業です。先生は現役の建築家で、学生時代が一番自由に建物のレイアウトを考えることができる時期ですよ!と述べていたのが私にとって印象的でした。
事前課題で、B4用紙を使い自由な造形を作りなさいとの課題がありました。
事前課題:しろがねの邸
ル・コルビジェの提唱した近代建築の5原則をモチーフに日本の美の象徴である白銀比を組み合わせてこの課題を作成しました。
結構作成するのに手こずった課題でした。
授業内容
土日祝日を9:30-17:00まで3日使い、課題を仕上げていきます。課題は犬小屋と、バス停、モニュメントになりす。建築の授業なのに建築要素が少ないですが、最初のイントロダクションの授業はこんなものだと講師の方がおっしゃっていました。
そこで、私が作成した作品はこちら↓
タイトル:バウハウス
ドイツの建築や美術を教える学校バウハウスと犬の鳴き声のバウバウをモチーフに、床を浮かせることで、高床式倉庫のように冷え、機能的で合理的な犬小屋を目指しました。
タイトル:七国行き稲荷前バス停
となりのトトロをモチーフにしたバス停で、里芋の葉っぱに似せたアクリル屋根を採用したものです。夜には根元からLEDで光ります。
タイトル:摩天楼の中の富士塚
関東に数百と存在する富士塚をモチーフにしました。窮屈なビル群の中に突如現れる逆さ富士にすることによって、自由なピロティを表現、全く違う材料を重ねることで、日本の歴史を表現しました。
授業は土日、祝日の3日あるのですが、受講者も5,6人と少なくすぐに質問できるなど、先生と密にコミュニケーションが取れたのが良かった点です。
頂いた講評
・バウハウスはコンクリートを選定したことによって、夏はものすごく暑くなるのではないか
・バウハウスの屋根が安藤忠雄的で残念だった。
・バス停はトトロがいなくてもそれとわかるように表現するともっと良くなる
・素材の選定に独自性が見られた
・富士塚はビル群の中に富士塚をあえて設ける意義が薄い
以上のような講評をいただきました。
たしかにぐうの音も出ない正論で、がっくりでしたが、ここまで言ってもらえるのは期待されているからだ!と前向きにとらえようと思います。
個人的な今後の課題
個人的には、構造が持つのか?材料は何を選定するのか?が課題だと感じました!これについては建築構造学や力学、建築材料学で学んでいきたいと思います。これからも、じゃんじゃん作品を上げて行きます!ぜひ楽しみにしてください!