愛産大通信建築での最終的な費用を発表するよ!
ついに卒業します!
今日は私がかねてから疑問に思っていたことを記事にしようと思います。
結局、愛産大に入ると何円かかるのか!?
これはあくまで以下スペックの人間の事例です。ストレートで卒業している方もいますのでご注意ください。
・最終学歴:文系四大卒
・現職:CADオペレータ(建築設備系)
愛知産業大学で使った費用は1,146,969円!(3年6か月)
学費費用内訳
・3年編入時、4年時授業料:712,680円
・在籍延期料金2年分:160,260円
・スクーリング追加履修:54,000円
・科目追加履修:14,000円
・追試費用:1,000円
・校友会費用:20,000円
・愛産大に支払った費用小計:961,940円
・教科書代:96,552円
・製図等材料費:220,854円
・交通費:10,000円ほど
以上を併せると1,289,346円になります。
(これから入学される方は学費が値上げされたので要注意!!!)
費用に関する反省点
私は3年6か月在籍していたので、予定より
1年多く時間を費やしてしまいました。
2年6か月で卒業できれば最終的な費用は
1,200,000円以下に抑えることができていたでしょう。
私の轍を踏まないためのアドバイス
一般常識でもできる教科多数
・1年次、2年次相当の科目は一般常識でもレポート作成ができる教科が多いです。
課金してでもスクーリングを受けよう!
スクーリング費用は馬鹿になりませんが、3日間の出席をし地道に授業に臨めばあっという間に終わります。基本料金で受講できる3年次、4年次に受けられるスクーリングの回数は3+3の6回、12単位分です。これに2教科、3教科スクーリングをトッピングすることで6単位の最大18単位まで伸ばせます。ただし、これは学校までのアクセスが容易な生徒に限りますので遠隔地に住んでいる方は注意が必要です。
通信でも住んでいる場所に影響します。
通信教育と聞くとどこでも学べるイメージがありますが、実際に卒業してみて自分が住んでいる場所でかなり影響してくるといえます。
例えば4年次教科を履修した際には専門書を参照しなければ執筆できないレポートやテストがありますが、専門書レベルになると5,000円クラスは珍しくありません。レポートの種類によっては複数の専門書を参照し執筆することもあるので専門書が置いている図書館へアクセスが容易であることが重要になってきます。わたしは広尾にある東京都立図書館で参考文献を探し、レポートを作成しました。
ただし、昨今はコロナウイルスの影響で休館していることがありますので注意ください。
地域の建物や歴史を深堀りしよう!
レポートを執筆する際には建物はもちろん、地域のことについても述べることが多いです。
自分が住んでいる地域や市区町村をしっかり調べることができれば、様々なレポートを執筆する際に横展開が容易です。特に地域論はランドスケープ論、景観論、建築マネジメント学、地域計画論、都市計画学など重なっている部分が多く、理論に対しケーススタディとして取り上げるのが非常に容易です。
くじけずにレポートを出そう!
特に私は文系人間なので材料学、施工学、構造論や力学が苦手でしたが、何度もレポートを出されてはやり直しを繰り返したことでC評定ではありますが単位を獲得することができました。
自分の得意ジャンルに教科を引き寄せよう!
単位の取り方で一番大事なのはできるだけ自分の得意なフィールドに持ち込むことです。高校時代に生物を履修していたのに張り切って力学や構造学を一生懸命履修しようとするのはあまり得策ではないかと思います。特定の教科を除けば通信のレポートやテストは基本的に易しくできていますが、自ら主体的に勉強するのは怠けやすく、実際に怠けてしまいます。
結論
私の場合はスクーリングをフル活用する、自分の得意分野(経済や政治学に近い)にレポートの内容を近づけるなどしてなるべく最小限の努力でレポート等が執筆できる環境を整備することが重要であると感じました。
自己投資は成功するとリターンが大きいのですが、失敗すると自己嫌悪に陥ってしまうので特に通信教育では注意が必要ですね!
感想
累計50,000人の方がこのブログに訪れてくれ、スクーリング会場でこのブログを読んでくれている方に出会ったりと励まされることが多かったです。これからは2級建築士編として別途ブログを立ち上げる準備を行っています。引き続き応援してくださいますと幸いです。
あくまでも私の意見ですが参考にいただけると幸いです。
愛産大通信建築の卒業制作現場
先日、ついに卒業制作が終了しました!
8/18日に教授や講師が集まる中、15人の作品が勢ぞろいしました。
私のタイトルは「天空佃島一丁目」
結論から言うと、卒業制作は時間配分をかなりミスってしまったと自覚しています。
①中途半端に学科をやっていたため、卒業制作が中途半端に
②中途半端にやっっているため、学科も中途半端に
③卒業制作のそれぞれのマイルストーンに出すべきものを提出することができず。
以上のような悪循環に陥ていました。また、一般的な学校の卒業制作と違うのが、製図室や制作室はなく、ゼミに所属しても、後輩がいないため、卒業制作の最後の最後で人海戦術を使えないのが難点でしたね。
周りも、仕事と学業で苦労されている方が多かったのが、印象的でした。
その中でもいい作品を作られていた方々は仕事先で周りを巻き込んでもらっていた方が
多かったのが印象的でしたね。
そんな中で、使えそうなものはできるだけ使うよう心掛け、リサーチも実施しました。
リサーチして使っているのが、今回私が提案した案の柱はレーザーカッターで切っております。渋谷のFabcafeで切ってもらえれば8,000円ぐらいで切ることができます。
また、中古ipad ProとApple Pencilを中古で65,000円で買い、アドビのソフトでいじくり倒しました。(そのあとメルカリで60,000円で売りました!)
レンタルするよりも安くなるので、おすすめです。
また、学生特権として、adobeのソフトが月額2,000円ぐらいで使えるのが
地味に心強いです。
私は気づくのが遅かったですが、早く気づくことができればライバルに差を開けることができます。
使い方は以下のサービスをどうぞ。
なんだかんだで、卒業制作を終えることができ、ほっとしているのですが、
まだ、学科がそこそこ残っているので、スパートをかけなければならないですね!
ということで、通信で卒業制作をされる方は早め早めのスケジュールで、単位と卒業制作の二兎を追わない。以上を踏まえ、講師と連携を取ってくれればなと思います。
最後に大事な製作費についてです。
・機材:80,000円
・材料費:38,000円
・ソフト:9,000円
・外注費(レーザーカッター):12,000円
・印刷代:24,000円
合計:163,000円
製作費と時間は限りがありますので、どうにかしてベターな選択肢を取っていきましょう!
クレモナ図がわからない
とけない・・・・
何回やってもクレモナ図が解けないです。
愛知産業大の構造力学演習授業を受講し終えて半年がたっているのですが、
全く力学の座学に力が入りません。
そこで、トライ&エラーでこのブログで、
日々の記録を残していこうと思います。
①作戦1:知恵袋に聞いてみる
そうした結果、なんとすでに問題を質問している人がいるではないですか?
喜々しながら、クリックしたところ、
回答者から至極まっとうな答えが、、、、
ですよねー
ということで、単位をもらうまで、トライ&エラーをして行きます。
皆様生暖かい目で見てください。
通信建築学科へ入学をされた方へ
通信建築学科へ入学をされた方へご入学おめでとうございます。
1年ちょっと先輩の通信建築学生です。
皆様が通信建築学科に入学された理由は1日も早く、そして安く1級建築士試験を受けることでしょう。
しかし、通信教育の道はそんなに甘い世界ではありません。ドロップアウトされる方も多いでしょう!常に己を保っていなければ容易に挫折してしまう世界です。
1年ちょっとやってきて私がいまなんとかやっていけている方法を公開します。
①仲間を作る(難易度低)
なんといっても仲間づくりは必要です。オリエンテーションやスクーリングでLINE交換をして様々な情報を交換しましょう!自ら、授業の情報をギブ、ギブ、ギブをするとそのうち様々な授業情報が集積してきます。
②自分の強みと課題を近づける(難易度中)
学校に通われている方は社会人の方が多いと思います。通信の課題は主にレポートが中心になってきます。つまり今のうちからみずからの強みや経験、仕事の内容を整理し、レポートに臨むと意外とかけるものです。例えば介護業界で働いている方は介護と建築の教科で力を発揮できます。
③先生と仲良くなる(難易度高)
先生と仲良くなることも重要です。課題で出されている設題集は先生が期待しているものと私たちが書いてくるものに乖離があることが多々あります。こういったギャップを防ぐために先生にインタビューをすると課題週に書かれていない重要ポイントがあるものです。是非、先生に聞いてみて質問してみましょう!
一級建築士試験が受けやすくなったよ!
こんにちは
2020年に建築士試験の受験要件が変更になります。
なので、現在大学4年生の方は来年、もしくは再来年の建築士試験でいきなり1級から受けることができます。
アンケート依頼
学内ポータルサイトを閲覧していたところ、建築技術教育普及センターからの依頼でアンケートの依頼をされました。選択肢を確認すると、2020年にあなたは2級建築士、1級建築士のいずれか、それとも双方を受けますか?との質問がありました。
建築技術教育普及センターは建築士試験を実施する公益財団法人ですので、アンケートの結果次第で受験内容の変化や合格率、試験会場の設定などおそらく変えてくるものと思われます。
学校に問い合わせたところ、まだアンケートを何に使うのか?そもそもアンケートを公表するのかわからないとのことでしたので、注視して事態を見守っていきたいと思います。
大学卒業後の受験要件の新旧
旧:2年の実務の後受験資格を得られる。
新:卒業後、受験可能。ただし2年の実務を経ないと免許が交付されない。
基本的に設計事務所は忙しく、なかなか時間をとって受験をすることができません。なので、今回の1級建築士試験でも約3万人が受け、約3,800人(12%の合格率)という難関試験です。
さらに追い打ちをかけるように、現役の建築士の内4割が60代と70代で構成されており、この年代がごっそり抜けると現在の物流業界のような事態になりかねません。
そもそも学校に通う意味
なぜ社会人から建築士を目指すのに学校に行く必要があるのでしょうか?
それは学校に行かずに受験しようすると最短でも11年の設計に対する実務が必要なためです。そのため、自分の目指す建築士の資格のために、通信教育が設定されている学校は
・通信型大学
・通信・夜間専門学校
以上の2種類があります。
それぞれを比較する場合に自分が建築士の資格を早くとりたいのか、時間をかけて取りたいのか、自分の中で整理してみましょう!
通信大学の場合
特に建築系大学に勤めてなく、設計業務を行っている会社に就業をしている方は通常であれば最短で11年もの歳月が通信制大学に通うことによって、1級建築士の受験資格を取るのにかかりますが、最短で2年(3年編入)で1級建築士の受験資格を得ることができます。(2年の実務で1級建築士なので4年で取れます。)
すでに何かしらの学士を持っている場合
1級建築士を目指せる通信制大学については、既に学士を持っている方は
・愛知産業大学(文理問わず)
・大阪芸術大学(理系学士のみ)
・京都造形芸術大学(文理問わず)
など3つの建築が学べる通信大学があります。
特に愛知産業大学と京都造形芸術大学については
比較をした記事を公開していますので、参考に頂ければ幸いです。
逆に2級建築士の受験資格や長期スパンでの受験を目指している方は、
下記の大学に加え、
・日本女子大学(女子限定)
各種建築系専門学校も含まれます。
ぜひ、チャレンジしてくださいね!
建築卒業研究お役立ちサイトまとめ
こんにちは今日は建築学科における卒業研究を行う上でに立つサイトをご紹介したいと思います。
歴史編
地理院地図
卒業研究を行う上で重要なのが、敷地選びです。その際に役立つのが地理院地図です。
左側の情報のタブをクリックすれば、さまざな情報をレイヤーとして重ねられます。例えば、航空写真では戦前~現在までを閲覧することができます。
この写真は東京駅の戦前の写真となっています。航空写真を使えば土地の履歴がある程度わかり、ストーリー性を持たせた提案を行うことができます。
この画像は現在の東京ドームのある場所です当時は後楽園球場として巨人の黄金期を作った所です。レイヤーで年次を積み重ねれば、
スタンドが増設され、人工芝になり、
東京ドームができるまでの変遷を追うことができます。
江戸切絵図
江戸の街の範囲で当時の古地図を見ることができ、さらなる深堀ができます。
錦絵で楽しむ江戸の名所
さらに、このような形で、その土地の浮世絵が出てくるのです。上記の写真は佃島です。
統計編
jSTAT MAP
また研究を行う上では住民の特性も抑えなくてはいけません。そこで活躍するのがjSTAT MAPです。これは、誰でも使えるWebサイトの地理情報システムです。都道府県、市区町村、小地域、地域メッシュ統計の結果を地図に表示することができます。
実際に気になる土地の国勢調査や経済センサスの情報を収集するのに便利です。画面は以下のようになっており、さまざまな情報を地図上で重ね合わせることができます。
例えば、統計でほかの地域と比べて人口が多いか少ないか地図上で可視化することができます。
機能はそれだけにとどまりません。リッチレポートを作製するというボタンをクリックすると、
こんな感じでエクセルで地域の人口特性を細かく見ることができます。私はこの数字を見て、地域の課題というのを考え、それを解決する建築という観点で制作を進めています。
また、土地の選定もみんながイメージしやすい場所は卒業制作を評価する側の先生方も前提知識があるので、指導しやすい雰囲気にあります。
いかがだったでしょうか?今日は歴史、統計の観点から、情報収集の方法を見てきました!また、面白そうなことがあればブログにアップします。
学費がもしかしたら控除や補助金の対象になります!
こんにちは、年末調整の季節ですね!
様々な必要事項を記入している時に、学費も控除対象になればなーと思い、国税庁のHPを調べてみました!そしたらなんと働きながら自費で学校に行っている方は特定支出控除が適用されるかもしれません!
特定支出控除とは
「特定支出控除額の適用判定の基準となる金額」を超えるときは、確定申告によりその超える部分の金額を給与所得控除後の所得金額から差し引くことができる制度があります。特定支出控除の対象となっているのは、職務に直接必要な資格を取得するための支出(資格取得費)
要は一定額を超えると税金がお得になる制度となっています。
前提条件
・自費で学校に行っている
・設計事務所など業務で必須な資格と認定できる
・会社からのお墨付きをもらうことができる
国税庁のHPによると
その年中の給与所得控除額×1/2でなおかつ前提条件がクリアされれば
控除が受けられます。
実際に税務署の方に電話して聞いた内容
まず、対象期間は:1月1日~12月31日であること。
例えば建設、不動産、建築系で年収330万円の方は控除額が120万円です。つまり、上記の前提条件をクリアしなおかつ控除額の1/2の年間60万円以上建築士合格のために学費、教科書代、素材等、交通費、宿泊費を支出している場合は該当します。
その場合は確定申告を行うことが必要ですが、資格取得のための支出が丸々対象になるのはうれしいですよね!
愛産大は授業料が安いためなかなか当てはまる方は少ないかと思いますが、大阪芸術大学や京都造形芸術大学通信課程の方は年間学費が40万円から50万円ほどなので教材費や交通費などを含めると、結構該当する方が多いのではないでしょうか?
対象になるのには道のりが長いです。
本制度を活用している方はサラリーマンの内1/30,000というかなり特殊な制度ですが、リカレント教育が叫ばれている昨今、キャリアチェンジを行いたい方は絶対活用したほうがいい制度です。私も今後、一級建築士試験を受ける際に、総合資格学院や日建に通うと思うので、その際に年間60万円を超えるようであれば是非申請したいと思います。
私の場合(2018年)
ちなみに私の場合は愛産大の今年度の学費が29万円で教材費等は4万円ほどだったので、残念ながら対象とはなりませんでした。しょうがないので、iDecoやふるさと納税などで税金については対策しようと思います。
教育訓練給付制度
特定支出控除のほかにもリカレント教育における国の補助金をもらえる学校について、教育訓練給付制度について紹介したいと思います。
そもそも教育訓練給付金の目的
時代の変化が激しい現代において一本槍の能力では今後生活するのには不安定な時代になりました。そこで厚生労働省が主体となって、働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援するため、
教育訓練受講に支払った費用の一部を支給する制度となっております。
補助金対象学校(2018年11月時点)
建築士の受験資格が取得できる学校は以下の4校になります。
・専門学校 文化デザイナー学院 インテリアデザイン学科 昼間
・専門学校東京テクニカルカレッジ 建築科夜間 建築士専科
・大阪工業技術専門学校 建築学科II部(夜間)
・中央工学校OSAKA 建築学科(夜間部)
以上が専門実践教育訓練指定講座一覧(平成28年4月~平成30年10月指定)
の講座に指定されております。これらの学校を卒業すると二級建築士は実務0年で、1級建築士は実務4年で取得することが可能です。
対象者
これらの補助金を得るためには雇用保険に3年以上加入している在職者離職してから1年以内に講座を受け始めるの離職者が対象となります。
(その他要件あり厚生省HP参照ください)
最大70%の給付!
まず指定の講座を修了すると50%の補助が、修了後1年以内に指定された資格を得ると70%が補助されます。その他注意事項があるのでハローワーク、補助金対象学校に問い合わせるといいでしょう!
しかし、注意なのが入学料や受講料は先払いであるという点です。これは受講したものの、途中で挫折してしまい、補助金だけ受給されることを防ぐためです。
補助金制度の残念な点
それは、建築士に関しては昼間・夜間しか選べないことです。
働きながら建築士試験を目指そうとなると、夜間学校に行くには職場の理解と応援が必要になってきます。
また、ほかの資格と比べて建築士講座で指定されているのは4校と少なく、夜間に限定して言えば、学べる場が大阪と東京にしかない点が残念です。言い換えると、地方の方にとっては補助金に関しては選択肢がないのが実情です。
いかがだったでしょうか?控除や補助金を使えばレベルアップできる環境が
日本でも整いつつありますので、これを機に学びなおしを検討するのはいかがでしょうか?
愛知産業大学建築通信に入学して1年!入学後のリアル
愛知産業大学に入学し、今日で1年が経ちました。
あっという間の1年でしたが、
これまでの1年間何を行ってきたことを簡単にまとめたいと思います。
全く手につかなかった最初の3か月
愛知産業大学に入ったはいいものの、最初の3か月は教科書を
読んでも腹に落ちなく、非常に苦労しました。ましてや、働きながら課題、テストをこなすのは至難の業です。
対策三本の矢
そこで、私が始めた対策が
・ブログを始める
・就業時間後1時間を使う
・街をくまなく観察する
以上の3点です。
これによって1月から単位の修得が右肩上がりになりました。
ブログを始める
10月入学にもかかわず、1月まで全く教科に取り組めていない状況でした。
そんな時にはじめたのがこのブログです。愛知産業大学は普通の大学と違い、一般科目は講義に出なくてもいいし、随時レポート&テストが受けられるので、自分がどの程度教科をこなしたのか常に可視化できます。
そこで、現在の履修状況を公開することで是が非でも単位を取らないといけない状況に自分を追い込みました。現在の単位取得状況は以下の通りで、一定の成果が出ているのではないかなと感じています。なので、ブログをすることは自分を律する意味でも有効な手立てだと思います。
就業後1時間を使う
終業後に時間を使って勉強をすることにしました。1時間というのがミソで続けられるペースであり、1つの課題に対し、2日かければ片付けられるペースであることが分かったので、これを週4ペースで行っています。
(最近はさぼり気味ですが)
これは教科書の内容が専門すぎるのと、古すぎるのコンボでなかなか手につかないです。幸いにも会社に建築雑誌は一通りおいているので仕事の延長線と思って取り組めば先輩からも情報を教えてくれるし、比較的スムーズに進めることができています。
街をくまなく観察する
これはウーバーをやっているので、普段だったら絶対行かない場所でもこの仕組みをうまく使うことで探索できます。都内は有名建築家や有名設計事務所が設計した建築物が多くあり、江戸時代の寺院から明治のレンガ造りの建築、大正、昭和のコンクリート黎明期住宅や、フランクロイドライト、丹下健三、安藤忠雄、隈研吾、シーザーペリ、黒川紀章のメタボリズム建築など多くの建築を見ることができました!
記憶力には自信があるので、きになる建物や街並み、建物の内部など気になる点があれば、スマホでバシバシとって、なんで空間的に映えるのか、心地いい気持ちになるのか、コンベックスなどで測り、後で自分の中でフィードバックします。
おかげさまで1年間で山手線の内側はだいたい尋ねることができました。
街並みなど記憶したものについては脳内グーグルマップにすべて詰め込んでいます。
システム的に言うとある意味でのビッグデータをこの1年でかなり収集できました。
これによってレポートを作成する際にも、このあいだ行った建物が教科書のこの内容と
当てはまる。など理論とケーススタディが見事にマッチするのが快感で仕方ないです。建築学科の学生はウーバーをやると小遣い稼ぎにもなるし、様々な建築物を見れたり、普段は入れない場所にも入れたりするので、やって損はないです。
今になって後悔していること
スクーリングは学校入学時にガンガン入れることをしてこなかったことが後悔の一つです。早めにスクーリングを受けていれば、もっとレポートや課題についてもイメージできたかと思います。
これから入る方は私の轍を踏まないようにしましょう!
特に建築造形A、構造力学のスクリーングは早ければ早いほどいいです!
最終学年である4年時も、この3つを使って課題をこつこつとクリアしていきたいですね!
愛知産業大学に入ってよかったこと
講師が現役バリバリの建築家であることがなによりも強みです。
意匠、構造の先生が懇切丁寧にスクーリング時に対応してくれます。
そしてなによりも建築界のリアルを教えていただくことができるのが入ってよかったことの一つだと思います。
建築というと、やっぱり意匠建築が中心のイメージですが、この学校に入って意匠をやれる人はほんの一握りだということがわかりました。
講師の先生も意匠以外にもマンションの耐震診断や構造計算など建築と関係のある仕事をしながら副業として講師をやっている方が多いです。講師の方から語られる話は実体験なので、現実を聞かせられ、その現実を今後、卒業以降にどう行動するか考えるきっかけにもなります。
また社会人学生が多いので、出版系だったり、不動産屋の方だったり、大工さんだったり、SEだったり、日本に就職した外国の方だったりと本当に様々な方が学習をしています。これは通信大学だから成せることであり、発想、着眼点に自らのバックボーンがある作品は、根幹がしっかりしているので、見てても、プレゼンを聞いてても、こんな発想あったのか!と気づきを与えてくれます。
また、そんな方たちの話を休み時間にだべっていると視野が広くなります!
まだできていないこと
まだ設備建築士の講師、教授と話せていないことです。
現在私は設備設計のオペレーターをやっているのですが、
建築には皆さんがイメージする意匠と構造、設備建築士と細分化されていて、設備についてはまだスクーリングなどで質問ができていないので、設備建築士講師、教授の意見を伺いたいと思います。
愛知産業大学に入って不満なこと
①e-learningの動画の授業が専門科目はない。
これはパンフレットをきちんと見れば分かるのですが、
動画授業を行っているのは一般教養科目のみとなっています。
愛産大には構造や力学について想像しにくい分野の動画授業を増やしてほしいですね!
これは多くの学生が望むことではないでしょうか?一部の専門学校ではすでに動画授業を取り入れています。今後、大学にはネット環境の投資をしてほしいですね!
②東京のスクーリング会場のオフィスアワーを充実してほしい。
これは、家では勉強できない私の個人的な意見ですが、基本愛産大の東京スクーリング会場は土日と水曜しか開いていません。実際に月に1回ある巡回があるのですが、力学など専門分野でない先生に質問してしまうとふわっとした回答しか返ってきませんので、教科によっては質問によっては2か月待たないといけないときもあります。
スカイプでもLINE通話でもいいのでとにかく質問できる場を設けてほしいです。
何を目標にするかで勉強の仕方が変わる
わたしがこの大学に入った理由はリーズナブルで2級建築士の受験資格がすぐに取れること。これが1番大きな理由です。
なので、課題については合格点が取れればいいというスタンスで課題に取り組んでいます。幸いなことに建築の教科は学ぶ部分でかぶっていることが多いです。ほかのレポートで使用した事例がそのまま活用できたりしていいレポートができるのが特徴です。
なので、省力的にかつミッションである単位の取得を効率よく行えるのです。これは、社会人になって時間の使い方を学んだ部分が大きいと思います。Time is moneyですからね!
もちろん目標が何なのかによって学び方も変わってきます。
本来ならば、大学なので教養と専門科目を駆使して、応用に発展していく
これから、3年時にまだ取り終えていない単位を取りつつ、卒業制作が入ってきますので、今までの社会に出てからの経験や日頃のニュース、今後発展するであろうテクノロジーについて反映させられるような卒業制作にしていきたいと思います。そのためにはやはり、単位は早めに取り切ることに越したことがないですね!
通信の建築学科大学ってどこがいいの?(愛知産業大学、京都造形芸術大学)随時更新
建築を社会人になってから学びなおすうえで、
・専門学校にいくか
・大学に行くか
悩む方が多いのではないかと思います。もしあなたが大学を出ているならば、専門学校ではなく大学に入るほうがいいのかもしれません。
- 通信大学のメリット
- 比較してみました
- 愛知産業大の良さ
- デメリット
- 京都造形芸術大学の良さ(あくまで説明会ベースなのであしからず)
- 覚悟がないと卒業できません。
- 入学者に対しての卒業者数
- やり切るための自分なりのコツ
通信大学のメリット
その理由は大卒資格保有者は教養科目が免除され、最短で2年で卒業でき、なおかつ所定の科目を履修できればすぐに1級建築士試験(前後で実務2年)を受けられるからです。(2019年3月時点)
つまり、最短で4年で1級建築士になれるのです。
これは建築系学校を出ていないで1級建築士を取ろうとすると最短で11年もかかってしまいます。長い人生の中で考えても11年は長いですよね!そうなると学校に行ったほうがお金と勉強する時間はとられますが、最短で7年も早く受験資格を取得することができるのです。
大きく通信制の建築系大学は3つあり、
①愛知産業大学
②京都造形芸術大学
③大阪芸術大学
以上の3つが挙げられます。(そのほかにも日本女子大学ありますが今回は割愛)
わたしもそれぞれの大学の説明会などに参加した結果、
大阪芸術大学は理系学士が必須であることから、
最終学歴が経営学士である私は初期段階から選択肢から外れました。
よって、京都と愛知で比較することにしました。
比較してみました
そして京都造形芸術大学と愛知産業大学を比較検討した結果、愛知産業大学がいいのではないかと思い入学をしました。実際に入学をする際に比較表をまとめてみました。
以下比較表 (比較年度が違うため参考程度に)
愛知産業大の良さ
①学費と二級建築士対策
正直ほかの大学、専門学校と比べても断然安いです。2年間でストレートに卒業できると65万円71万円(2020年更新)の費用で済みます。
比較対象の京都芸術大学や大阪芸術大学は約100万円前後からとおおよそ30万円に差になっています。私は財布が寂しいのでちょっと厳しいのではないのかなと思いこの大学にしました。なお、学費ローンは2社から選べ年率3%台また、2級建築士試験対策では日建と提携しています。
(以下のリンクはなぜ学費が安いのか考察した記事は以下になります)
②スクーリングの講師陣が現役バリバリの建築家のこともある
先日受けたCADの授業では2017年の日経アーキテクチャーにも取り上げられた国分寺フレーバライフ本社ビルの設計をした久原先生でした!現役バリバリの注目されている建築家から直接指導を受けられるのはこの学校の特徴ではないでしょうか?ただし、直前まで講師がだれになるかわからないので、そこは運に任せるしかないです。
③入学時期が4,10月と選べる。
入学時期が10月があるのは、愛知産業大学の特色だといえます。私は夏ごろに検討を始めたので、タイミング的にもちょうどいい時期でした。2級建築士試験は春に試験があるので、卒業研究に力を注ぎたいなどの理由でお金に少々の余裕があるならば、2年半で卒業してもOKです。
④水曜スクーリング
不動産業に携わっている方にとって水曜日のスクーリングは繁忙な土日に休まなくてもいいので、これは京都にはない大きなメリットです。(ただし、水曜日に開いている講座が限られているので、綿密な計画を立てる必要があります。)
愛知産業大学についての補足
愛知産業大学のパンフレットを見ると、プロフェッショナルコース、ベーシックコース、造形コースと別れていますが、実際に入学してみるとこれらのコースが設定されているわけではありません。あくまでも履修モデルとして3パターンを提示しているにすぎませんので、注意してください。
デメリット
ここまで愛知産業大学の良さを上げましたが、もちろんデメリットもあります。それは値段相応の教育であるということです。 就職支援を行わないことも値段に反映されています(通信制大学全般に言えること)
評判を調べると出てきますが、基本的に学校は放置プレイです。自分でしっかりカリキュラムを組んで黙々とやらないといけないです。これは本当です。(教科書は中古で出回っていますので活用しましょう!)通信全般に言えることだとは思いますが、なにか質問があったら、電話もしくはポータルサイト、オフィスアワーなどを活用した能動的な行動が求められます。そこが大学を選ぶか、専門学校を選ぶかの分かれ道になってくると思います。
京都造形芸術大学の良さ(あくまで説明会ベース)
①スクーリングでみっちり学べる
スクーリング日程が年間26日で愛知産業大学と比べて2倍以上と面倒を見てくれるところです。そこが30万円程の価格の差になっていると思われます。なお、ローンは単独提携で年率驚異の1%と超低金
②芸術系なだけであって意匠系建築家の先生が充実!
横浜の大さん橋や愛・地球博スペイン館を担当された岸川准教授をはじめ、意匠に強い先生が集まっている印象です。
③キャンパスが京都も東京もモダンでおしゃれ
ドラマや漫画みたいなキャンパスライフをおくりたいのであれば断然、京都造形芸術大学です。東京キャンパスは明治神宮外苑のど真ん中にあり、帰り道に外苑内のシェイクシャックバーガーや表参道のスタバに立ち寄るなどのオシャレなキャンパスライフが送れます。京都キャンパスも学生街である出町柳から近く、モダンな校舎になっており、鴨川ライフを謳歌できます。(そもそもなぜ明治神宮外苑内にキャンパスを持てるのかが謎です。今度登記簿で調べてみようかな・・・)
ちなみに京都造形芸術大学については以下のブログで紹介されていますよ!
learning-architecture-over50.hateblo.jp
覚悟がないと卒業できません。
自分が何を重視するかによって選ぶ学校が変わってくると思うので、ぜひ説明会やオープンキャンパスで聞くのが一番だと思います。
通信に共通することとしては、挫折しやすい環境にあることです。数字を見ても留年率が30%前後となっています。(中退は含まず)
私はなんとか無事に卒業できました!(2021年3月更新)
入学者に対しての卒業者数
愛産大:入学者236人,卒業者125人であること。(愛産大HP参照:平成30年の入学者と卒業者の比較なので一概に単純比較できない)
京都造形芸術大学:入学者557人,卒業者124人であること。(京都造形芸術大学HP参照:平成30年の入学者と卒業者の比較なので一概に単純比較できない。また建築はデザイン学科に含まれるため、入学者、卒業者全員が建築専攻ではない)
これが多いか少ないかはあなたの判断に任せます。
やり切るための自分なりのコツ
また、教科書代や製図台、交通費が別途かかります。そこにも注意しましょう!
私も、己が強くないと途中で挫折しそうですが、初回のオリエンテーション時の人とライン交換をし、さらにこのブログをやることによってモチベーションを保っています。やはり最初が肝心でして、最初のオリエンテーションに出ないと仲間との情報交換や進捗状況など確認ができないことも出てきてしまいますので、是非参加しましょう!
いかがだったでしょうか。日々の奮闘記はブログに上げています。教科のコツなどもぜひ上げていきたいのでぜひみてくださいね!
以下はスクーリング授業の雰囲気を記事にしたものになります。↓www.zoushigaya.tokyo
大卒文系から建築士をめざそう!:愛知産業大学通信建築
こんにちは
今日は文系から建築士を目指す方法を書きたいと思います。
意外といけるかも
わたしも、経営学科のバリバリ文系出身ですが、
建築の勉強をしていて、意外とついてこれます。(力学を除いて)
特に、マネジメント系の教科については経営と分野がかなりの部分でカニバリしているので、建築ならではの視点について目を通し、レポートを作成したところ、意外とあっさり、合格になりました。
また、私の場合は2万字以上の卒業論文を書いたので1,000字程度のレポートなどは要点をつかめればそんなに苦しまずに書くことができます。なので、教科書の要点を抑えて、自分なりの言葉で事例も含めて書けばそれなりのレポートになります。
どんな学校があるの?
文系で仕事をしながら建築士になりたい方は、
通信教育による建築学科が2大学。もしくは通信制専門学校がお勧めです。
大学の比較については以下の記事で比較しているので、ぜひご参考までに
してください。
わたしの場合は経営学士だったので教養科目は免除となります。
よって3年時の編入が可能で、頑張れば卒業と同時に2級建築士の受験資格
取得単位にもよりますが、最短で卒業から2年で1級建築士試験を受験できます。
大学卒業している人は通信大を選んだほうが金額と時間的なコスパはいいです!
夜間や通信制専門学校もあるよ!
それ以外にも、専門学校の選択肢があります。
例えば中央工学校は田中角栄も卒業した伝統性のある専門学校です。こちらは夜間部が中心となっております。
また、東京では町田デザイン専門学校が通信課程で二級建築士受験科を開講しています。大学とは違い、最短で4年の一級建築士の受験資格になってしまいますが、各教科の映像授業が充実しており、通信大学とは違った実践的なアプローチで建築士試験に挑戦できます。
映像授業は大学にない強みとなっていますので、専門学校も注目です。
注意点やまとめ
現在建築の勉強を始めておおよそ1年ですが、
力学は数学1Aの三角関数や二次関数などをなんとなく思い出しながら授業に臨めば意外といけるなと実感しております。
そのほかにも、通信で孤独のなかで戦わなければいけませんが、能動的に動けば、学校もきちんとレスポンスをしてくれるはずです。
最後にやっぱり建築に興味あるかどうかが鍵になると思います。
世の中どうなるかわからない中で手に職はないよりあったほうが断然いいです。特に建築士は独占業務がありますので、これから減少傾向になります。
これまでの職業の知識と建築の知識を併せ持つと世の中に必要とされる人材になる確率はおのずと高くなる可能性は十分にあると思いますよ!